歯の豆知識

ハイブリッドクラウンは保険で治療ができるのか?

2016年10月20日 (木)

ハイブリッドクラウンとは、ハイブリッドセラミッククラウンの事で歯科治療用のプラスチックにセラミックを混ぜたものです。メタルよりも歯に優しく審美的にも優れ耐久性もあるというメリットがあります。

このハイブリッドクラウンが歯医者で保険治療が出来るのかというと、それは治療を施す歯によって異なります。保険が適用となるのは、小臼歯と言われる犬歯と大臼歯の間にある前から4番目と5番目の歯になります。

この小臼歯の治療にのみ歯科ではハイブリッドクラウンが保険の適用となるのです。しかし、この治療に保険が適用になったのはつい最近の事で今までは小臼歯の治療にも使われる場合も保険の適用外で一般的な歯医者では約4万円程の費用が発生していました。

従来の保険治療では、メタルクラウンや硬質レジンジャケット冠しか選択肢がなかったのですが、そのうちメタルクラウンは場所的に色が気になるという弱点がありました。
レジンジャケット冠の方は、見た目的には白いものの衝撃に弱いというデメリットがあるため歯医者の考えによって歯科での治療に取り入れていないケースも多かったのです。

そして今、やっと見た目と衝撃への耐久性という2つの弱点を克服したハイブリッドクラウンが、小臼歯の治療にのみ保険治療が出来るようになったという訳です。
前歯などにハイブリッドクラウンを使いたい等という場合には保険適用外となりますが、小臼歯の治療が保険でこのハイブリッドクラウンを使えるようになったのは大きなメリットだと言えるでしょう。


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