歯の豆知識

セラミックで虫歯を治療するメリット・デメリットについて

2022年12月5日 (月)

芸能人やタレントなども受けているセラミック治療には、どのようなメリットやデメリットがあるのか気になりますよね。従来法の銀歯やプラスチックの歯との違いについても知りたいことでしょう。今回はそんなセラミック治療について詳しく解説します。

 

セラミック治療のメリット

◎見た目が自然で美しい

虫歯をセラミックで治すメリットとしては、第一に見た目の美しさが挙げられます。セラミックは本物の歯そっくりに仕上げられることから、人工歯の審美性を追求したい人にはぴったりの素材といえるでしょう。天然歯の白さ、光沢、質感、透明感を忠実に再現吸う上で、セラミックに優る材料はありません。

 

◎虫歯が再発しにくい

セラミックは、歯科用プラスチックや銀歯よりも歯質との適合性が高いです。虫歯を削ったあとの歯とぴったり適合することから、細菌が入り込む隙間が生じません。セラミックは虫歯の再発リスクにおいても、従来の素材より優れているのです。

 

◎金属アレルギーのリスクがない

虫歯をセラミックだけで治療した場合は、当然ですが金属アレルギーを発症することはありません。セラミックに対するアレルギーを心配される方もいらっしゃるかと思いますが、現状、そのリスクは限りなくゼロに近いです。また、金属材料を一切使用しないことで、歯茎が金属イオンで黒ずむメタルタトゥーのリスクも解消できます。

 

◎美しい状態を保ちやすい

同じ白色材料のレジンは、一見するとセラミックと変わらないように見えますが、耐久面において大きく異なります。レジンは経年的な摩耗や変色が起こりやすく、使っていく中でどんどん劣化していきます。一方、セラミックは耐久性・安定性の高い材料であり、5年、10年と使い続けていっても、見た目が大きく変化することがないのです。

 

◎人工歯の表面に汚れ・臭いが付着しにくい

セラミックは表面がツルツルとしていて、汚れや臭いの成分を吸着しにくくなっています。歯垢や歯石が形成されにくいというのは、お口の健康にとって非常に大きなメリットといえます。この点はセラミック製のお皿をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

 

セラミック治療のデメリット

◎歯を削る量がやや多くなる?

銀歯はどんなに強い力が加わっても割れることはありません。そのため詰め物・被せ物はかなり薄く作ることができるのですが、強圧によって割れやすいセラミックは、修復物にある程度の厚みを持たせなければならず、歯を削る量もやや多くなります。

 

◎強い力がかかる部分には使えない?

そしゃくの主体となる大臼歯には、食事の際にかなり強い力がかかります。歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖がある場合はなおさらです。そうした部位にセラミック製の詰め物・被せ物を装着すると割れる恐れがあるため、治療計画を立てる際には十分配慮する必要があります。ちなみに、金属に匹敵するほどの強度を誇るジルコニアなら、強い力がかかる奥歯にも適応可能です。ジルコニアもセラミックの一種であり、白くて美しい点は標準的なセラミックとほぼ同じといえます。

 

まとめ

今回は、虫歯をセラミックで治療する場合のメリットとデメリットについて詳しく解説しました。メリットが非常に多いセラミックですが、決して万能ではなく、いくつかのデメリットも伴います。そんなセラミック治療についてさらに詳しく知りたい方は、お気軽にライフ錦糸町歯科クリニックまでご相談ください。


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