歯の豆知識

日本と国外の予防歯科への認識の差

2016年11月22日 (火)

日本ではまだまだなじみの薄い予防歯科。日本ではまだまだ虫歯になってから歯医者に駆け込むという人の方が圧倒的に多いです。予防歯科は、虫歯や歯周病を未然に防ぐために、歯や口の中を清潔に保つようにすることです。

欧米の先進国、特にアメリカやスウェーデンなど、歯に対する意識が高い国では、歯の美しさを保つために予防歯科が目的で歯医者に通うのが一般的です。日本ではスヌーピーで知られているアメリカのマンガ「ピーナッツ」では、まだ小学生のチャーリー・ブラウンが歯医者の定期検診を促す電話に出て、「もう半年たったの?」とつぶやくシーンがありましたが、子どもの頃から、歯の健康を保つために虫歯にならなくても歯科医院に通っているようです。

言うまでもないことですが、一度虫歯になると、治療をしてももとに戻るわけではありません。削ったところから、再び虫歯になっていく危険性も高いと考えると、予防歯科の重要性が認識できると思います。歯の並び方、口腔内の状態は人それぞれですので、予防のためには歯科医の専門的な視点がかかせません。

最近では予防歯科に力を入れる歯医者も増えてきて、歯垢を取り除いたり、フッ素を塗ったり、また歯磨きの指導をしてくれることもあります。虫歯もないのに歯医者に行って治療費を払うなんて、と思う人もいるかもしれませんが、年に数回の予防で、先々の歯科治療費が不要となるなら安いもの。歯の健康を守るためにも、予防歯科の重要性を認識してほしいです。


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