歯の豆知識

適切な歯磨きをする頻度とは

2016年11月11日 (金)

虫歯や歯周病を予防する基本は歯磨きです。ブラッシングの頻度を多くすればいいと思っている方もいると思います。しかし、虫歯や口臭を心配して、毎食ごとに頻繁に歯磨きしすぎるのは歯医者はお薦めしません。
お口の中のPHバランスが崩れて、さらに虫歯になりやすくなるのと長年にわたって過剰な歯磨きが続くと歯が摩耗してしまいます。歯科の常識と言ってもいいでしょうか。及ばざるは過ぎたるより勝れり、ということです。

朝、昼、おやつの後、夜、寝る前など一日五回は、多すぎです。歯医者でもそこまで頻繁に歯磨きしている人はいません。
歯科医院では子供へのブラッシング指導をしています。まず、虫歯予防は丁寧なブラッシングからです。回数ではなく、いかに歯垢をきれいに取るかがポイントです。毎日2回だと習慣にもしやすく、子供にも苦痛にはなりません。
きちんとした歯磨きの習慣は早いうちからつけたほうが、将来のためになります。

基本は朝と夜の一日二回が適切です。特に夜の歯磨きが大切です。口腔内が不潔なまま寝ると虫歯になる危険性があがります。
改めて一日に何度の歯磨きするよりも、一日二回の歯磨きを時間をかけて丁寧にすることをお薦めします。歯科医院ではデンタルフロスを使って歯の間の歯垢を取り除く指導をしています。

デンタルフロスを使うとすきっぱになるのではと心配な患者さまもいますが、すきっぱになることはありません。
正しくフロスを使えば、歯垢はきれいに取れます。心配な人は歯医者に相談するとよいでしょう。


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