歯の豆知識

メタルコアとファイバーコアの違い

2016年11月26日 (土)

歯は一生ものといいますが、一度失った歯は基本的に再生することができません。虫歯が悪化して進行してしまうと、歯医者,歯科で最悪歯の神経を取らなければなりません。

歯の神経を取った後には歯医者,歯科でクラウンと呼ばれるかぶせ物が必要になりますが、クラウンをするためにはコアという土台を入れる必要があります。このコアには、メタルコアとファイバーコアと言うものがあります。

メタルコアは金属を土台として入れるもので、特徴としては、金属なので固く、残った歯質を歯折させるリスクがあります。さらに金属の色が透けて見えるので、審美性からしても自然とは言いにくいです。メリットとしては、歯医者,歯科で保険が適用されるので、費用を安く済ませたい人に適してます。

一方のファイバーコアですが、これは金属とは全く違うものからできています。柔らかい性質なので歯質を歯折するリスクもなく、さらに自然な白色をしています。またメタルコアは金属アレルギーを起こす可能性もありますが、このファイバーコアはそういった心配もありません。何よりも大きなメリットは、コアを入れる際に削る歯の量が少ないということです。

可能な限り歯質を残したいのは誰もが思うことですが、メタルコアに比べるとはるかに歯質の削る量を抑えることができます。費用の面では保険の適用外ですが、長く使うと言う観点からしても、ファイバーコアの方がメリットが多いです。歯医者,歯科で相談しながら、自分に合ったものを選ぶことが大切です。


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歯周病と全身疾患との関連性

2016年11月25日 (金)

歯周病といえば口腔内だけに影響を与えるように思いがちですが、最近の研究では歯周病と幾つかの全身疾患には関連性があることがわかってきました。それだけではなく、全身疾患が歯周病に影響を与えることもあるのです。歯周病が全身疾患にいい影響を与えることはありませんから、早めに歯科でしっかりと治療することが必要です。

歯周病と関連性が深いと考えられている主な全身疾患に糖尿病、心疾患、骨粗鬆症があります。糖尿病の合併症の一つとして歯周病があり、糖尿病の人は歯周病のリスクが高いと考えられています。歯科で歯周病を治療することによって、インスリンが働きやすい状態なり、血糖値が改善される可能性があります。

心疾患は歯周病で発症リスクが高まるという研究がなされています。重症の歯周病であるほど心疾患の発症リスクが高くなる傾向にあります。これは歯周病によってできた炎症性の物質が血管を通って、心臓の血管にも影響するからであると考えられています。

骨粗鬆症は加齢や生活習慣によって骨が弱くなっていく疾患ですが、骨が弱くなってくるとあごの骨や歯周組織にも影響を与えると考えられており、骨粗鬆症が進んでくると歯周病を発症し、重症化するリスクが増えてくるのです。

他にも幾つかの全身疾患と歯周病の関連性が指摘されており、歯周病を治療することによって全身疾患のリスクを減少させることができますし、全身疾患を治療することによって歯周病のリスクを減らすこともできるのです。


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金属アレルギーとは何か

2016年11月24日 (木)

金属アレルギーの症状としては、指輪やネックレスなど金属に当たっている皮膚がかゆくなったり、赤くなったり、湿疹がでたりする、といったものがあり、接触性皮膚炎と呼ばれています。まれに歯科治療の金属で金属アレルギーがでることがあります。口腔内の金属が唾液やバクテリアによって溶けて金属アレルギーを発症し、歯肉炎や口内炎、湿疹、まれに疲労感や頭痛など全身症状が出ることもあります。

金属アレルギーを引き起こしやすい金属は、ニッケル、アマルガム(水銀)、クロム、コバルト、パラジウムです。俗に銀歯といわれるものは、金銀パラジウム合金です。歯科での保険治療で使われることが多い歯科材料です。歯医者で保険で虫歯の治療をすると被せものや冠でよく使う銀色の金属です。歯を削ったあと型を取って、歯科技工所でインレーやクラウンを制作します。保険で適用できる材料なので、安く補てん物を装着できます。部分義歯の架橋の部分にも金銀パラジウム合金を使います。

人体親和性が高いもので金属アレルギーを起こしにくい金属は、金、銀、チタン、プラチナです。金、プラチナなどを使用した歯科治療は自費治療となり高額になります。金床と言われる義歯は、使い勝手が良く、高齢者には人気です。インプラントの支台はチタンが使われます。金属アレルギーが心配な場合は、病院で検査してもらえます。治療の前に歯医者に相談に載ってもらうとよいでしょう。信用のおける歯医者なら、金属アレルギーの問題にも敏感です。

自費の歯科治療は高いと思われている方もいますが、保険で治療できるケースもありますので、悩み前に歯医者にまず相談です。


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予防歯科とは何か

2016年11月23日 (水)

予防歯科とは文字通り、歯が病気になる前に予防する診療科目の事を言います。虫歯や歯周病にかかってからでも歯医者で治療を受ける事は可能です。しかし病気にかかってから診て貰うのでは身体的にも経済的にも負担がかかってしまいます。

そんな時でも予防歯科で診て貰っていれば、病気が重くなる前に未然に防ぐ事ができます。そのため身体的にも経済的にも負担が軽いと言うのが一番のメリットです。予防歯科では歯医者に定期的に診て貰えるため、もし病気にかかってしまっても治療期間が短くて済みます。

お口の状態を把握しているために適切な治療をすぐに開始できると言う点も大きいです。虫歯や歯周病は細菌による感染が原因となっています。この病気を防ぐにはお口の中をきれいに掃除するのが一番です。

そこで歯医者ではプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング、略してPMTCを提供しています。クリーニングと言う名前が付いている通り、専用の器具を使って徹底的にお口の中をきれいにクリーニングすると言う特徴があります。自宅でも歯磨きでお口の中をきれいにする事は可能ですが、PMTCは自宅の歯磨きよりもきれいになるのが良いところです。歯垢や歯石、着色などもきれいに落ちるためお口の中が爽快になります。さらにクリーニング後、虫歯や歯周病にかからないようフッ素やキシリトール指導なども行っています。

大人になってからでも間に合いますが、まだ子どものうちから予防する習慣を付けたほうがより病気にかかり難いです。

 


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日本と国外の予防歯科への認識の差

2016年11月22日 (火)

日本ではまだまだなじみの薄い予防歯科。日本ではまだまだ虫歯になってから歯医者に駆け込むという人の方が圧倒的に多いです。予防歯科は、虫歯や歯周病を未然に防ぐために、歯や口の中を清潔に保つようにすることです。

欧米の先進国、特にアメリカやスウェーデンなど、歯に対する意識が高い国では、歯の美しさを保つために予防歯科が目的で歯医者に通うのが一般的です。日本ではスヌーピーで知られているアメリカのマンガ「ピーナッツ」では、まだ小学生のチャーリー・ブラウンが歯医者の定期検診を促す電話に出て、「もう半年たったの?」とつぶやくシーンがありましたが、子どもの頃から、歯の健康を保つために虫歯にならなくても歯科医院に通っているようです。

言うまでもないことですが、一度虫歯になると、治療をしてももとに戻るわけではありません。削ったところから、再び虫歯になっていく危険性も高いと考えると、予防歯科の重要性が認識できると思います。歯の並び方、口腔内の状態は人それぞれですので、予防のためには歯科医の専門的な視点がかかせません。

最近では予防歯科に力を入れる歯医者も増えてきて、歯垢を取り除いたり、フッ素を塗ったり、また歯磨きの指導をしてくれることもあります。虫歯もないのに歯医者に行って治療費を払うなんて、と思う人もいるかもしれませんが、年に数回の予防で、先々の歯科治療費が不要となるなら安いもの。歯の健康を守るためにも、予防歯科の重要性を認識してほしいです。


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根管治療の重要性

2016年11月21日 (月)

根管治療は、歯科治療の一環にて行われる治療法です。歯が見えている部分の、さらに奥にある歯根まで虫歯菌が到達してしまっている時に、根管治療は実施されます。神経に達した虫歯菌を除去するべく神経までもを取り除き、その後根管の中を消毒し薬を詰めて、虫歯の再発を阻止するのです。

根管治療では、抜歯をせずに歯を残すことができます。一部でも全部でも神経をとってしまうため、歯が変色したり黒ずんだりもろくなることは避けられませんが、それでも治療が上手くいけば、失われるはずだった歯の寿命は伸ばせます。生まれ持った歯を長く持ち続け、人が自分自身の歯で食べ物を咀嚼し生きる上で欠かせない治療法だからこそ、根管治療は重要であるといわれるのです。

根管治療は歯科治療の中でも難度の高い存在で、その成功には歯医者の技術と一定の期間が必要です。虫歯菌の一切を除去し、将来に至るまで歯をその脅威から守ることのできる腕の良い歯医者の下、治療が終わるまで歯科に通い続けるという行動なしでは、根管治療は成功しません。

治療の後も菌が残っていたり、治療を終えずして通院をやめ中途半端な状態で放置して虫歯菌が再度繁殖してしまうと、根管治療はやり直しとなり、最悪の場合には抜歯の結果に終わることもあります。根管治療で虫歯菌の脅威から歯を守るためには、信頼できる歯医者を見つけ、医師の説明をしっかりと聞き、治療スケジュールを立てるところから真剣に話し合いを重ねていくことが大切です。


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支台歯とは

2016年11月20日 (日)

支台歯とは、クラウン(冠)やブリッジなどを支えるために形成する歯のことです。補綴のため歯医者が歯を削ることを支台歯形成と呼びます。支台歯形成を行うには次のことを注意しながら歯を削っています。クラウン、ブリッジの保持力、適切なエッジ、削りすぎないこと、角度、並行性、対合歯との咬合スペースなどです。

支台歯形成は歯医者にとっては一般的な技術で、クラウンを入れる際は必ず処置される歯科治療です。支台歯形成がきちんとされていないと、せっかくセラミックなど高価な歯をいれても、不具合や問題がでてきます。虫歯が進むと、インレー(小さい銀色の詰め物)やコンポジットレジン、アマルガムでの充填はできなくなります。

一般的なのは、虫歯になった歯を削り、支台歯形成し、クラウンを被せる治療をすることになります。この治療法では、虫歯になったところだけでなく、歯の周り全体を削ることになります。また、冠の寿命は歯医者の支台歯形成の技術によって決まります。

さらに重度の虫歯の場合は、治療は複雑になり、神経を取ってコアを入れる、など根管治療に進みます。最悪の場合はインプラント手術になります。インプラントは非常に高価で歯科では保険対象外の治療です。クラウンやブリッジの種類や材料などは、歯医者に相談するとよいでしょう。歯科では保険で使える材料などが決まっており、保険内で入れられるクラウンと保険外のセラミックなど色々な種類があります。


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根尖病巣の治療法

2016年11月19日 (土)

虫歯になってしまうというのは本当に嫌なものですが、軽いものから重度のものまで実に様々です。重度の症状としては根尖病巣という厄介なものに対処していかなければならなくなるかもしれません。これになってしまった場合にはどのようにして治療をしていくことができるのでしょうか。

専門的な歯医者,歯科は歯の根の治療である根管治療を中心に行うこととなり、歯の一部を削り取って再び最近が感染しないように薬をつめることを行うことになるでしょう。とはいえそれでは解決しないほどひどいことになっていることもありますので、その場合には手術が必要になってくるのであり、歯茎の方から切って外科的に根尖病巣を取り出すことになります。

この手術は歯医者,歯科で行うことができるのですが、かなりの高額な費用がかかってしまうことになり、治療代を覚悟しなければなりません。そしてこの根尖病巣を取り出すという種手術は簡単にはいかないことが多く、葉を1度抜いてからその根尖病巣を取り出し、それから再び再植手術をするという実に難儀なことをするのです。そしてこの手術は100%確実に成功するとは言い切れないものですので、リスクを覚悟しなければならないのです。

それでそのようなことになる前に、早めに対処をすることがとても重要になりますし、歯に違和感を感じるようなことがあれば、すぐに歯医者,歯科で診察を受けて必要な治療をしてもらうくせをつけるようにしたいものです。


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歯根破折の原因と治療

2016年11月18日 (金)

歯の病気というと虫歯が最もポピュラーで、歯周病などもよく知られているものかと思います。しかし歯根破折というあまり聞き慣れない歯の病気があるんですが、歯医者さんにやって来る患者さんの中でも意外にも症例が多いんです。言ってみれば骨折の歯バージョンと言った所なんですが、歯の根元の部分が割れてしまう症状のことを言います。

この歯根破折になる原因としては以前歯医者さんでの治療で神経を抜いているケースで、歯に必要となる水分や栄養が行き渡らず、結果として乾いてしまった状態になるため割れるということです。

また物理的に歯に力を与え続けてしまう癖がある方も要注意で、就寝中の歯ぎしりが多い方はこの歯根破折になってしまう確率が高いと言われています。もちろん歯ぎしりをしない人でも激しくぶつかったりするスポーツをする方はなる可能性があり、見えている部分だけじゃなく内部も壊れてしまうことがあるんです。

では歯科医院において歯根破折はどうやって治療するかというと、大まかに分けると2種類の治療法となります。比較的軽度の歯根破折だった場合は抜歯はしないで口の中で接着法を用いて治療をするんですが、これですと歯医者さんでの治療の期間も短くなりますし負担軽減となります。

重度のケースは歯根破折した歯を抜いてから、その歯に接着剤を使って修復し再び元に戻すという方法になります。治るまでの期間は長くなりますが、その後の経過はかなり良好になるという見解が多いようです。

もし歯に違和感がある場合は歯根破折の可能性もありますから、すぐに歯科医院に行って治療をしてもらいましょう。


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子供の虫歯予防について

2016年11月17日 (木)

子供の虫歯予防に歯科医院の歯医者が良く用いているのがフッ素です。虫歯は細菌が作り出す酸により、歯のカルシウムやリンなどが溶けてしまい、エナメル質に穴が開く症状です。食事でもカルシウムやリンが溶ける事がありますが、唾液により溶けた成分は歯の表面に戻されます。カルシウムやリンを唾液により戻す事を再石灰化と呼んでいます。通常であれば問題ないのですが、何らかの原因でバランスが乱れると初期虫歯が発生するのです。

フッ素は再石灰化の際に歯の表面にあるエナメル質の成分と結合し、歯を強くすると言う作用を持っています。歯が強くなるとカルシウムやリンも溶けにくくなります。さらに細菌の活動を抑制する作用もあり、細菌の出す酸が少なくなるため初期虫歯の予防に役立ちます。

乳歯は永久歯と比べるとカルシウムやリンが溶け出しやすいです。エナメル質に穴が開き、そのまま放置すると象牙質から神経へと症状が進行し、そのうち抜歯するしかなくなります。永久歯が生えてくるのだから大丈夫だろうと思われがちですが、永久歯に生え変わってきた時の歯並びに悪影響を及ぼす事があるのです。

初期虫歯のうちに歯科医院の歯医者に診て貰えば簡単に歯の修復が行えますので、子供のうちからフッ素塗布による虫歯予防を始めたほうが良いです。フッ素塗布を行っても少しずつ減っていきますので定期的に塗布する事が必要です。歯科医院の歯医者に3か月に一度のペースでフッ素塗布して貰うと効率の良い虫歯予防が行えます。さらに自宅でフッ素入りの歯磨きを使用できれば完璧です。


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